久し振りに早起きした。
といっても7時半。夏休み中のアルバイトのときは毎朝6時に起きていたのだが、時間は遅くなったとしてもここ数日の夜更かしの身にはこたえる。

今日から後期の始まり。世間様は給料日やらイトーヨーカドーのセールやらでうかれているようだが(実際浮かれてるのはヨーカド−の一部の人間だけだろうが)僕にはどう考えても憂鬱な日だ。まあご多分に漏れず僕も給料日ではあるのだが。

しかし困ったことに金曜日提出のレポートを、6日間の休みがあったにも関わらずやっていない。明日の夜はバイトがあってどうしても休めないし、今日の夜は合唱の練習があり、それも今週の土曜日に本番をむかえた最後の練習のため休むわけにも行かず・・・。

まあこんな事態はとうの昔からわかっていたことなのだが、とりあえず追い込まれないと何もできない性格なので仕方ないとしておこう。それにしても最近になって、追い込まれたと感じるときが以前よりせまってきたように思う。危機管理能力の低下であろうか?何もここまで追い込まれてからじゃなくてもいいのに。

さすがにこれだけ時間がなければ終わらないことは明白だ。よって記念すべき(?)後期最初の講義は出席をとらないためサボることにした。サボるとは聞こえが悪い。名誉の自主休講とでもいっておこう。(はあぁ情けない。。)たかが2時間くらいの時間でできることなどはたかが知れているが、追い込まれた時の鼠の心境でがんばった。レポート全工程の4分の1くらいはできただろうか?まあこの続きは学校から帰ってきて合唱の練習が終わり、飲みに行くのを我慢してがんばろう。
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実に2ヶ月振りの学校。
目に映るもの全てが新鮮なわけもなかったが、期待していたとおり街並みは少し変わっていた。前期終了間際に潰れてしまったコンビニは妙な健康食品販売店に変わっていたし、感じの良さそうな店主のいるスーパーは潰れていて、元が何だったか思い出せないような所には新しい家を建てる工事をしていた。時間は確実にたっているのだと実感。

学校に着いたのは3限がはじまる少し前。
困ったことに教室がどこだかわからない。さすが2ヶ月ぶりだ。3限の講義は前期試験の変わりにレポート提出というものだったのだが、僕は提出してなかった。いや正確に言うと提出できなかった。期限は前期試験の最終日までとなっていたのだが、台風で試験が休校になり1日最終日が延期したのだ。僕にとってはその延期した試験日が最終日だったのでその日に事務にレポートを提出しようとしたのだが受理してもらえなかった。1つも単位を落とせない状況にも関わらずこんなミスをしてしまい、正直今日は気が気でなかった。

講義がはじまり一応参加意欲のある姿勢で参加し、講義終了後教授と交渉のすえなんとか受理してもらうことができた。曖昧な提出日にしてしまった負い目もあったらしい。あとは4年生の見えない力といったところだろうか(単に情に訴えかけただけだろうが)

意外にもはやく終わった3限。
あいにく4年生にもなって毎日学校に来るような友達の持ち合わせなどなく、1人でいても退屈なので後輩のYとしばし電話。

4限にも出席し上機嫌で帰宅。
僕は地下鉄を利用しているので、帰りは必ず地下から地上へとあがるのだが、地上に出た瞬間外が明るいことに感動した。実に2ヶ月ぶりの光景。ちょっと得した気分になる。

家についたのは5時半。
7時から家のすぐそこにある公民館で合唱の練習だ。かなりおなかが空いていたので腹ごしらえ。腹が減っては戦はできぬ。僕にとってうたは戦のような存在だったのかと改めて実感。
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練習はなかなか実のあるものだった。
さすが今まで先生にほっとかれていただけあって、最初は全然めちゃくちゃだったが、(だいいち3日後にうたう曲ですら僕が音とれていない始末)2時間でなんとか形にはなった。あとは楽譜をコピーしてもらうのみ!(違法です。っていうかなんでこの時期に楽譜もってないの?て話)

練習後は飲みに行った。
昔から練習終わりによくいってた居酒屋で、マスターの「おかえり!!」という言葉が暖かい素敵な店だ。店の構えは汚いが、安い値段でうまいものを食べさせてくれる。外見で判断してはいけないとはよく言ったものだ。小一時間飲んで店を後にした。

先輩のK君が、明日母校の演奏会を聞きに広島まで行く。なぜか後輩のYが車で空港まで送ることになっていて、今夜はKの家に泊まる。もう一人の後輩Aと僕は明日学校なので帰ると行っていたのだが、なぜか4人でKの家にむかっていた。

車の中は妙なテンション。
気がつくとみんなでうたっていた。うたは途中から金正日を称えるうたになっていて、車はまるで凱旋車のように。僕たちとすれば冗談だが、このご時世では殺されても文句言えないので、尚更本気で総書記を称えに称えた。

家に着いても興奮さめやらぬようだった。
このとき時計の針は12時をまわろうとしていた。

僕たちははっちゃけていた。
朝何時に起きなければいけないのかも知らずに。。

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